愛知産業大学三河中学校

アダプティブラーニング

先日、「アダプティブラーニング」という言葉が職員室で少し話題になりました。勉強不足ではありましたが、Adaptive Learningのことですので、「適応学習」とでも訳すのだろうと思っていました。やはりその通りで、一人ひとりの学習進行度や理解度に応じて学習内容や学習レベルを調整して取り組むことです。特にICT教育やeラーニングの分野に見られる言葉(用語)のようです。この「アダプティブラーニング」ですが、情報機器は使っていないものの、広い意味で捉えると、中高一貫でも行っています。難しい問題に挑戦したい生徒は模擬試験や過去問などのプリントが与えられたり、復習したい生徒はやさしい問題を与えられたりと、生徒と教科担任の先生が相談をして取り組んでいます。ハードルの高すぎず低すぎない、個に合わせた学習(時には生徒指導)が提供できるため、個人的にはお気に入りの教育用語となりそうです。

「だんだんわかってきたぞ」

英語のとある補習の日のこと。仮定法の復習をしてほしいとのことで、教材を準備して、一つひとつゆっくりと丁寧に説明をしていました。なぜそうなるのかずっと気になっていたためなのか、質問の嵐でした。ある程度ポイントが掴めたようだったので、プリントで演習をさせました。頭では理解していても、すぐには全部マルにはなりません。間違える度に質問をして、諦めず、理解しようとする姿を見ると、教える側も熱が入ります。あっという間に時間が過ぎる中、「だんだんわかってきたぞ。」という言葉には感動すら覚えます。

参考書

先日ある生徒たちとの会話で、「この間電車に乗っていたとき、他校の高校生の参考書が付箋でいっぱいでした。すごく驚きました。」と言っていました。また別の生徒は、「参考書と別の参考書をくっつけて、辞書みたいに分厚くなっている参考書を見ました。」という話もありました。「人にはそれぞれ勉強法があるんだよ。中には単語帳をざっくりと切って使う人もいるんだよ。」と伝え、「君たちも負けてられないね。」と付け加えました。
大学進学を目指す生徒は誰しもが持っている参考書。学習内容や知識を網羅的かつ体系的に配列されたものであり、わからないところを調べたり、既習事項を復習したりするために自主的に使ってもらいたいものです。(当然、授業でも用いることもあります。)夏休み中の受験対策講座では、「参考書が新品同様の人がいますね。」と講師からチクリと言われている生徒がいました。参考書は、言わば用語、公式、資料、重要表現などの宝庫です。これらをきっちりとマスターすることができれば、大学受験が成功へと近づくはずです。頑張れ、中高一貫生!!

責任

先日、全学年で協働学習を行いました。この日は、「成人年齢引き下げについて」ついて討論をしました。成人年齢が、2022年4月から、20歳から18歳に引き下げられるということで、現3年生は20歳、現2年生は19歳、現1年生が18歳になる年に新成人となります。そのことを踏まえて、賛成か反対、疑問点、率直な感想などをグループで意見を出し合い、最後に代表者が発表しました。やや難しそうなテーマにも見えましたが、一人ひとりの率直な意見を出し合う姿には頼もしく感じました。話し合いの中では、早く自立したいと思う人がいるから良い、成人式はどうなるのか、飲酒や喫煙も18歳でも問題ないのではないかなど、様々な意見が出てきました。とあるグループにあった「成人になるということは責任を持たなければならない。」という意見を、担当の先生は特に強調して、この日の協働学習を終えました。

サマーセミナー

1学期終業式を終えて、1週間と数日が経ちました。例年のようにサマーセミナーの期間を設け、生徒は補習に臨んでいます。1~2年生は既習事項の復習や模擬試験対策、3年生は主に受験対策を進めています。また、この夏休みの間に、愛知県教育委員会主催「知の探究講座」、短期留学、音楽部の強化合宿、ゴルフの大会、オープンキャンパスなど自主的にさまざまなイベントに参加する生徒もいます。梅雨が明け、いよいよ夏本番となってきましたが、暑さに負けない中高一貫生でいてほしいと思います。

学年の垣根を越えて

全校朝礼と言えば、全校生徒が集合して校長先生をはじめ先生方のありがたい話を聞くのが一般的であり、その重要性も大いにあります。しかし、中高一貫では今年度新たな取り組みに挑戦しています。一方的に話を聞くのではなく、生徒が主役となり、与えられたテーマに沿って意見を出し合い、グループで答えを導き出すという活動を取り入れました。「主体性」や「多様性」が叫ばれ、積極的に物事に参加し、意見を持ち、堂々と発信する姿勢を身につけることが目的であります。第1回は、学習成績の良くないアニメキャラクターを題材にし、「このキャラクターの成績が良くない原因とその解決策」についてグループで話し合いました。現実的な意見からユニークなアイデアまで出揃い、最後に代表者が発表しました。この活動を継続的に行い、今後社会で活躍する生徒になることを期待しています。

協働学習

昨年度末の中学卒業式にて、卒業記念品として頂いたホワイトボードを早速授業で使わせていただきました。6年生は、英語のセンター試験のとある問題の解き方を共有するために、グループに別れて答えを導き出しました。その際にホワイトボードに意見や解法を書いていきます。そして最後にグループの代表者が発表しました。「模範解答を読むよりも誰かと話し合って解く方が印象に残ります。」という感想がありました。教師による一方的な説明よりも、仲間と教え合って解く方が効果は絶大であることを再認識しました。

教室に鳴り響くストップウォッチ

中高一貫は3学年とも担任が変わり、生徒も教職員も新たな気持ちで新年度がスタートしました。先週は短縮授業ということもあり、高校2年生は、新年度2日目から小テストと授業後の自学自習が課せられています。職員室での用事を済ませて教室に入ると、ストップウォッチの音がちょうど響き渡っていました。教科係がテストと解答を配り、全員分まとめて教科担任に提出をする。その後、静かに自学自習に取り組む。指示も無く、この一連の動きがクラス全体でできることに頼もしさを感じる一コマでした。

予餞会

中高一貫高校3年生の卒業にあたり、2月19日に予餞会が実施されました。先輩の卒業を祝うべく、後輩の生徒会役員が中心となって企画・運営しました。また、ゲストにも力をお借りして、花の家こまちさんによる落語と、酒井黎子先生(本校音楽担当)、加藤英子さん、古川真帆さんによるクラシック演奏がありました。さらに、教員によるサプライズ出し物、生徒会企画と続き、予餞会を終えました。いよいよ、中高一貫生初めての卒業式を今週末に迎えます。在校生も教職員も準備で忙しくしていますが、6年間引っ張ってくれた中高一貫1回生のためにも、最高の卒業式をつくり上げたいと考えています。

トイレ掃除

トイレの便器に汚れが溜まっているかもしれないという連絡があり、確認していたらやはり溜まっていました。なかなか普段の清掃時間では手が回っていない箇所でもあるため、短縮授業期間中に掃除をしようと決心しました。やや生徒にすがる思いで、「英語の補習を受けるかトイレ掃除するか、どちらがいい?」と聞いてみると、「トイレ掃除で。」と即答。そして2人でトイレを磨いていると、他の男子生徒2名も手伝ってくれました。「汚い!」と言いながらも、汚れている所にも率先して素手を伸ばして掃除をする姿が一番の感心です。おかげでとてもきれいになりました。大人と同じように生徒にも得手・不得手がありますが、それだけで人を判断せず、一人ひとりの良さが輝く学校、もっと言うと社会でありたいものです。

top